伝統的技法です
2011年10月11日(火)
墨付け~刻み Ⅱ
↓梁となる2本の材が1本に接合されました。が、その接合部の内部は複雑なメカニズムなっています。
接合させるための“継手(つぎて)”と呼ばれる技法のひとつで
↓追掛大栓継(おいかけだいぜんつぎ)と言い(エラそうに書いてますが教えてもらいました^^;)、強度としては最強のものです。
プレカット(機械加工)では見られないものです。
↓ここで最も重要なのが、この角度から見て中央の墨付けされているラインがビシッと通っていること。継手部分がたわんだりしていないこと。
もしそうなったら墨付け又は刻みが正確でなかったということになるそうです。そしてそれはもう直すことは不可能なのだとか。
ご興味ある方は下の画像大きくしてみてください。きれいに1本のラインが通っているのは、墨付けと刻みの精巧さから生まれているものです。
↓何やら協議中
↓内容はこのホゾ穴みたいだっ。
↓バラして、微調整のため又手を加えられていきます。
大工技術の冴がなければ出来ない、精度のいる仕事です。
『9坪の和菓子店』の墨付け・刻み
始まりました 墨付 刻み
2011年10月10日(月)
ギュキュ~~~~~ン コンコンコン・・・
朝から威勢よく、丸のこ、ノミを使う音の合唱に、気持ちもワクワクしてきます。
↓築地が墨を付け
それを若手2人が刻んでいきます。
↓左はチームtukiziに仲間入りしてくれたKさん。福島県浪江町の出身です。後々、おいおいと紹介しますので、今日のところは顔なしで・・(笑)
↓1時間後。 一番の大物を仕上げています。
↓30分後
↓更に30分後
↓お昼休み後
↓20分後
↓更に20分後
↓複雑怪奇に刻まれましたが、この段階だと何がなんだかさっぱりワケわかりません。=①。①= ふにゃ??
最後まで根気よくスクロールありがとうございました。(笑)
次回、これはスゴイ!まるでパズルのように、今日仕上げた部材同士がピタっと納まる場面です。
『9坪の和菓子店』墨付け~刻み
墨付け・・・その前に
2011年10月1日(土)
今月上棟が決まった『9坪の和菓子店』の墨付準備が始まった模様です。
↓この黒いのが大工さんが使う墨壷。ズームインしてみると、この中にギュウギュッと綿を詰め、その綿に十分墨を含ませてあるようです。
↓“墨付け”、その前に、築地が板に何やらお絵描きし始めました。
↓描き上がったのは、平面図と小屋伏図。「大工はこれだけの図面で、家を建てることができるんだ。」とびっくりなことを言いいます。頭の中が3Dな世界です。
横に、いろはにほへと・・縦に一二三四五・・・と並んでいますが、これを符号を付けると言い、この板を図板と呼ぶようです。
“墨付け”などと、重要なことをサラッと流しぎみに書いていますけど、実は、木の特性を見きわめて木取りし、墨付けし、正確に材を刻み、頑丈な建物を造れるのは、日本中の大工さんの中で、たった5%にも満たないらしいです。
残り95%の大工さんは、プレカットした部材でしか建てられないのだとか。
築地住建も今は、経済的で効率のよいプレカットがほとんどですので、これから希少なシーンをご紹介できそうです。





















